「なんで僕に聞くんだろう。」を読んだ。
- 2020.05.01
- 本・漫画
ふとtwitterのタイムラインを見ていたらある記事が目に留まり、そこからすこしづつ興味が湧いてきたので過去のツイード記事も見て行ったら、しっかりファンになった「幡野広志」という方の書籍。
作者自身が末期ガン患者であり写真家であり1人の息子の父親。
ふとしたころから悩み相談が来るようになって、ツイッターでは限界があるのでcakesというサイトで記事を書いているそうです。
その相談の中から36個を書籍化されるということでしっかり買って丁寧に読みました。丁寧ってわざわざ書くのは、この本の相談の返答がとても丁寧な印象を受けたので、そう書きました。
感想
普段思ってても言えないことやモヤモヤしてて言葉にするのが難しいことなどを語現化していて、とても爽快です。
作者自身、病人だからか「清く正しく」を強要される場面があったりする説明ののち、そういうやつらは勘違いしてるだけだ、感動ポ○ノに酔っているだけだ、などなど、「その通りだな…」と思わせる書き方がうまい。
そして文章で相談に乗ってるので、しっかりどちらがいいか、どのような進み方がいいか、など道をある程度示している点もしっかり心に刺さります。
「あなたの人生を輝かせるために子どもがいるのではなくて、子どもには子どもの人生があるんです。…(中略)…追い詰めるって具体的になにかっていうと、子どもの価値観を否定して親の価値観を押し付けることです。」
相談者が子どものことで相談をしているんですが、その相談者に対して答えた作者の回答の1部なのですが、これよりズバッて言ってるものもあって勉強になります。
気になったら是非1度読んでみてください。僕はあと3回は読み直します。
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