宝くじのすゝめ
- 2024.07.23
- 雑記
「いきなりどうした?」と思った人も多いと思います。最近思ったことです。
出張先で「高額当選」の看板を見かけると「ちょっと買ってみるか。」となる宝くじ。今年も金沢出張で見つけてしまい、サマージャンボを購入しました。当たらないのに。死ぬ確率の方が高いのにも関わらず。
よくネット記事でも見ます、「期待値が低い。」だの「一番儲からないギャンブル。」だの。
でも、確率とか期待値とか、そんなことを気にして買ってるわけじゃないんです。
話は脱線しますが、宝くじの公式サイトにはこのようなデータが公開されています。
そう、宝くじをすべて買い占めても約50%の回収率です。分が悪すぎる。
また四国銀行さんのHPにもこんな記事があります。
この記事によると「1等の当選率=雷に年に1回当たる確率(約0.00001122%)」らしいです。途方もない数字で笑いがでます。
話を戻します。
それでも買うのはなぜでしょうか?「非効率だ」「負けに行ってる」などと鼻先で笑われ「宝くじは貧乏人が買うもの」となぜか悪口を言われ、果ては「当たったら不幸になる」とだれかよくわからないアメリカの方の過去のエピソードを話されても買ってしまう魅力はなんなんだろう。
その答えは、取引先の若い子が持っていました。
先日一緒に出張に行ってるところ、例の高額当選いっぱい看板のお店を見つけてキャリーオーバー中のロト6を購入。なんと1等は9億円少々。「なんか買いたくなるよね」と話したらその子が、
「買ったら発表日までワクワクして過ごせますよね。」と。
まさにこれです。この言葉にすべてが詰まってる。
よく「可能性を買う。買わなければ当たらない。」と言われますが、まさにその通り。その子が言うワクワク、それが感じたくて僕たちは買ってるんだ、と。
考えてみてください。
普段の生活で感じてますか?ワクワク。出勤中や通学中、風呂に入ってる最中や寝る前に「7億円の使い道」をワクワクしながら考えることがありますか?「7億円をどうやって家族と分けようか」とか「あそこのビルの最上階はどんな間取りでいくらなんだろう?あれ?7億あれば買えるな。」とか「世界一周のクルーズ船(〇〇〇ボートではないやつ)に乗ってみようか。」とか「7億あれば友達と一生遊べるな。」とか「不動産投資を本格的に考えてみようか。」とか「7億を年利2%で運用したとしたら年間1,400万の不労所得か。使い切れるかな~。」とか。
すべては「宝くじ」を買わないと出来ない妄想なんです。宝くじを「効率が悪い」だの「合理的じゃないだの」言ってる人には一生味わえないワクワクなんです。これを考えている時だけ脳みそからあふれ出るタイプの多幸感シナプスがあるんです(脳汁)。
これはパチンコでもスロットでも競艇でも競馬でも味わうことができません。額が違いすぎます。精々1日頑張ってウン十万とは違うんです。一番ロマンに溢れたギャンブル、それが宝くじなんです。
というわけで今年もサマージャンボとロト6を購入しました。ぼくは7億当たったら別荘買いたいです。
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